鋼スラグ線部位用マグネシウムクロム煉瓦の技術及び性能

接合マグネシウムクロム煉瓦の価格は不純物含有量の少ない高純度マグネシアとクロム精鉱を用いて共同粉砕と高温（1700℃以上）焼成したMgO-Cr 2 O 3質耐火製品であり、高温鉱物相の直接結合率が高いため、スラグ、高温強度と優れた耐熱振動性を有し、再結合マグネシウムクロムレンガは、電融マグネシウムクロム砂を原料とし、高圧成形と1800℃の高温焼成によるMgO-Cr 2 O 3質耐火製品である。直接結合率がより高く、顕気孔率が低く、体積密度が高いため、再結合マグネシウムクロム煉瓦は直接結合マグネシウムクロム煉瓦より高温強度とスラグ浸食性が高い。しかし、マグネシウムクロム煉瓦を再結合すると熱衝撃に弱い。精錬鋼缶スラグ線部にMgO−Cr 2 O 3質耐火物を用いた損傷の主な特徴：スラグの化学的浸食、スラグ浸透による構造的脱落、高温溶鋼スラグの浸食。MgO−Cr 2 O 3質耐火物は、低／SiO 2比（2未満）の−SiO 2系スラグに対するレジスト能力を有しているが、高温で高／SiO 2比の−SiO 2系スラグに対しては、特にFe 2 O 3含有が高いと低共融点温度が急速に低下し、レジスト能力が非常に劣る。かいてんろマグネシアたんそれんが

マグネシウム鉄スピネルの存在により、鉄酸化物はマグネシウムクロム質耐火物の焼結をある程度促進することができるが、鉄酸化物には変価が存在し、2種類の酸化物FeO、Fe 2 O 3の方マグネシウム石中の固溶度が少し異なるため、酸化鉄含有量の多いマグネシウムクロム製品は雰囲気が不安定で、温度が不安定な銅製錬生産には適さない。

鉄含有量の高いマグネシウムクロム質耐火物を銅転炉に用いると、高温還元の場合、方マグネシウム石固溶体中のFe 2 O 3が還元されてFeOが生成され、煉瓦体中に低鉄スピネルが生成される、温度低下または酸化雰囲気下では、低鉄スピネルは再び酸化されてMgO・Fe 2 O 3を生成し、その過程で体積の変化を伴い、マグネシウムクロム質耐火物の膨張と疎開層の生成を引き起こす。

上記のいくつかの物質がマグネシウムクロム質耐火物の銅製錬技術の使用過程におけるマグネシウムクロム質耐火物自体への影響ではなく、鉄珪素スラグとSO 2雰囲気との相互作用にも注目すべきである。現在、商業的に広く普及している品種の提案法には、一般的なマグネシウムクロムレンガ、直接マグネシウムクロムレンガ、再結合（半再結合）マグネシウムクロムレンガ、非焼成マグネシウムクロムレンガなどがある。

1.通常のマグネシウムクロムレンガ：

通常のマグネシウムクロム煉瓦は一般的に焼結マグネシア砂（MgO質量分率89%〜92%の間）と耐火級クロム鉱を原料として生産され、不純物が多いため、耐火結晶粒間はケイ酸塩結合である。国内で一般的に言われているマグネシウムクロム煉瓦は、一般に焼成された一般的なマグネシウムクロム煉瓦を指し、ケイ酸塩結合マグネシウムクロム煉瓦とも呼ばれ、マグネシウムクロム煉瓦と略称される一般的なマグネシウムクロム煉瓦の生産技術は簡単で、価格は安く、セメント同転窯（Cr 2 O 3質量分率が14%を超えることは少ない）、ガラス窯蓄熱室、製鋼炉ライニング、精製鋼クラッド層、有色冶金炉、石灰窯、混鉄炉及び耐火材料高温窯炉ライニングなどに広く応用されている。

2.マグネシウムクロムレンガを直接結合する：

マグネシウムクロム煉瓦と通常のマグネシウムクロム煉瓦を直接結合する生産技術の主な違いは、前者が不純物含有量の少ない原料と比較的高い温度焼成を採用していることである。マグネシウムクロム煉瓦を直接結合するマグネシア砂の生産に用いられ、MgO質量分率は一般的に95%より大きく、好ましくは97%より大きく、粒子の体積密度は3.25 g/cm 3程度であり、クロム鉱中のSiO 2質量分率は一般的に3%以下に限定され、クロム精鉱を採用する場合、SiO 2質量分率は1.0%より低くてもよい。必要と用途に応じて、1〜2種類のマグネシアと1〜2種類のクロム鉱を選択して配合することができることがある。セメント窯はマグネシウムクロムレンガを直接結合し、一般的にマグネシア砂を微粉料と一部の粒子料とし、クロム鉱を粒子料として配合し、Cr 2 O 3質量分率は3%〜14%である。冶金炉の裏地として使用されるマグネシウムクロム煉瓦の直接結合には、Cr 2 O 3の質量分率ができるだけ高い（例えば20%）ことが必要な場合があり、比較的純粋なマグネシアとクロム鉱の共研磨粉末を基質とする場合、製品が焼成されると膨張することが多い。マグネシウムクロムレンガと直接結合するのは一般的に不純物含有量の低いクロム鉱と比較的純粋なマグネシア砂を指し、1700℃以上の温度で焼成された製品であり、耐火物結晶粒間は直接接触することが多い。マグネシウムクロム煉瓦を直接結合する化学成分の中で、不純物成分が少なく、耐火物結晶粒間の直接結合率が高いため、スラグ耐性と高温性能が良い。